空売り情報提供に特化
利益を効率的に積み重ねるためには、「空売り(信用売り)」の活用が大きな武器になると考えています。ところが、日本の個人投資家には「買い取引だけしかしない」という方がまだまだ多いようです。少しでも多くの方に空売りという手法を活用いただくために、その後押しとなる情報を提供したいと思っています。
空売りは比較的短期勝負になります。その分スピード感ある対応が求められますので、少々難易度が高いと思われるかもしれません。また「空売りは危険、家だけではなく命まで取られる」という漠然としたイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。実際、限られた資金量で、ひとたび空売りで大きな失敗すると取り返しがつかなくなり、退場を余儀なくされることもあったと思います。
しかし、何事も、正しい知識をもって、的確なリスクコントロールができれば怖くはありません。リスクコントロールとは、一定の金額内の投資にとどめ身の丈にあった運用をしたり、損切りポイントを事前に決めておき大ケガしないようにしたりすることです。さらに、できるだけ空売りに向いた銘柄を選んで失敗の確率を下げる、ということもリスクコントロールの一つと言えます。
空売りに向いた銘柄を見つけるためには、情報が何より大切です。投資に関する情報を提供するサービスは数多くありますが、株価上昇にフォーカスしているものが大半ではないでしょうか。そこで敢えて空売りに資する情報に絞って提供をすることに意義があるのではないかと考えました。ご利用いただいているカラウリブログは、短期的な空売り(信用売り)の参考情報提供に特化した会員サイトです。
省力化・早期化、精度向上
主たるコンテンツとして、空売り候補銘柄選定の判断材料となる「空売り適性分析(Salinas)」を提供しています。基本的には「当日発表された情報に基づき、引け後に銘柄毎の空売り適性を判定し、翌日の空売り参戦可否を判断する」という短期の戦略となります。
特徴は、個別銘柄の状況だけではなく、相場全体の地合(日経平均)の状況も併せて、総合的に空売り適性を判定していることです。相場全体の地合が良ければ、いくら個別銘柄の状況が空売りに向いていても、下落は限定的になるかもしれません。
空売り適性分析(Salinas)について注意いただきたいのは、判定結果が絶対的なものではないということです。テクニカル分析がベースになっている以上、過去のデータに基づくその時点の適性を切り取ったスナップショットだということです。適性が高いことは「必ず下落する」ということではなく、他の銘柄よりも「下落する可能性が高い」という意味だと捉えてください。そして判定結果は、時間の経過とともに変化する可能性があります。
そのような点に注意してご利用いただければ、闇雲に銘柄を探すよりは空売りの精度(成功可能性)が高くなるのではないかと考えています。また、最終的な投資判断は皆様にお任せすることになりますが、そこに至るまでのプロセスが省力化・早期化されることも狙いです。
日米を含め、世界の株式市場は今後しばらく不安定な状況になると考えられます。そうした中、2022年夏からは日本国内で米国株の信用取引が本格的に開始されます。信用取引の対象が拡大する今だからこそ、どんな局面であっても一定の利益を獲得できるスキルを身につけておく絶好の機会ではないでしょうか。
個人投資家が動きづらい局面でも、空売りを駆使して短期的に多くの利益を得ているのが機関投資家やプロ投資家です。規模の違いこそあれ、空売りを活用できれば、個人投資家の利益獲得機会が増加します。買いで生じた損失を、空売りですぐに取り戻す、といったことも可能になります。
皆さんも是非、買い取引だけではなく、空売りも繰り出す「カラウリ投資家」を目指してください。カラウリブログがそのお手伝いをさせていただきます。