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今年は猛暑、カラウリの注目ポイントは?

猛暑で下がる銘柄なんてある?

「サマーストック」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。夏銘柄という言葉通り、気温が上昇すると売上高も増加する商品やサービスの関連銘柄のことを言います。例えば、ビールや飲料、アイスクリーム、そしてエアコンなどの関連銘柄では、夏が暑ければ暑いほど株価は好調になると言われます。今年のように空梅雨で猛暑となる夏には、関連銘柄上昇の勢いにも弾みがつくと予想されます。逆に、冷夏が訪れるとサマーストックの勢いはなくなり、株価は低調になりやすいと言えます。このように、サマーストックは暑さと連動しますのでイメージしやすく、銘柄選びも比較的容易だと言えるでしょう。
 
一方、猛暑の中で空売りしようとするする場合、少々頭を悩ませるかもしれません。「猛暑で株価が下落する」という関係性を見出さないといけないのですが、皆さん何か思いつきますでしょうか?「暑ければ暑いほど暖房器具が売れない」と答える方もいらっしゃいますが、そもそも夏時期に暖房器具は購入されません。投資の有名な格言に「麦わら帽子は冬に買え」というものがありますが、あくまでも心構えということなのです、夏の暑さが尾を引いて、暖冬になれば暖房器具の売り上げが落ち込むことも感がられますが、ここではあくまでも夏期の需要と言う観点で考えてみましょう。

 今年は6月時点で既に40℃超えを記録する観測地点がでるなど、例年よりも早く夏が訪れています。全国的に梅雨が早く開けたためですが、梅雨期間が短かっただけではなく、降水量も少ない、いわゆる「空梅雨(からつゆ)」となりました。降水量が少なかったということで、雨関連の商品・サービスを提供している企業には残念な梅雨シーズンとなりました。足下ですぐに株価への影響となって現れるかどうかは銘柄によって異なりますが、通期で見ると、多少なりとも業績への影響は生じるのではないでしょうか。今回は、もしかしたら少雨・猛暑がネガティブな影響を及ぼすかもしれない3テーマをご紹介します。

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